この看板は震災から二週間くらい経ったころ創設初期メンバーと計画し、震災1カ月となる平成23年4月11日に津波に負けたくない、地域の方を励ましたいとの思を流されてきた震災木材などで作成しました。
この灯火は平成24年3月11日ちょうど震災1年に亡くなった方への追悼の思い、生き残った私たちの"がんばろう"とする思いを、心に留めたく北上・大川地域、雄勝地域、女川町、渡波地域、門脇・南浜地域、大曲浜地域、野蒜地域から流されたままの震災家屋の木片を集め燈し種火をおこし、灯火としました。
"思いつづける忘れない"を、灯火という形のない形にし思いを込めました。
灯火は、看板の場所のほかに石巻市内3箇所で守り続けています。
がんばろう!石巻の立っている、流されたお店の基礎からひまわりが伸び始め開花しました。
このひまわりは、津波によりどこからか流されて来た種が流れ着き、津波にも塩害にも負けず開花したものです。
このたくましい姿に勇気をもらいました。そして「ど根性ひまわり」と命名いたしました。2013年今年咲けばど根性3世となります。
献花台設置をした経緯は、他地域から被災地に来られた方、もしくは地域の方が献花をする場所がないというお話もあり、がんばろう!石巻が自然発生的に献花する場となっていたので、亡くなられた方を追悼する想いを尊重し、改めて献花台を設置致しました。
【お願い】
献花ならびにお線香のお供えについては行っておりますが、食べ物や飲み物等は小動物によって荒らされる為ご遠慮しております。ご協力お願い致します。
津波到達ポールの6.9mの高さの根拠は、任意に看板近くの解体前のガソリンスタンド震災建物の2階に残る津波の停滞した最高値の跡から高さを測りました。南浜・門脇地域内でも津波の高さ勢いは地形、高低差により異なりますが、看板付近の津波の停滞した時の高さは6.9mと推察されます。
ポールは㈱宮富士工業さんに提供していただきました。
震災2年が経過する中で、流された土地も更地になり正確に情報が伝わらなくなってきました。出来るだけこちらの思いや、情報を伝えたいと協議し音声ガイダンスを作ることにしました。
この機械自体は、どこにもあるわけで無く一からの制作でした。石巻は魚の町であると同時に技術の町です。さまざまいろんな方に協力していただき完成致しました。
収録内容
・震災概要
・震災体験 2話
・他地域からの応援メッセージ
・市長のあいさつ
・英語版震災概要
今後も更新してまいります。